2017年12月31日日曜日

ヒトトイロ Match me!


みんなで同じ色を連想する協力ゲーム。

<内容物と準備>

手札


みんな同じ15色の手札セットが6人分。
このうち代表者がランダムに5枚抜き、他のプレイヤーも同じ色を5枚抜きます。
つまり全員が同じ10色のカードを手に持った状態。


お題カード


シャッフルして裏向きに山札にします。


<遊び方>

最初の出題者を一人決めたら、お題カードを1枚めくります。


お題が4つ書かれていますが、1人目の出題者は1番のお題を使います。
「文房具」と書かれていますので、そこから連想するものを1つ考えて言います。
例えば「トンボ鉛筆」とか。


そしたら、全員手札から「トンボ鉛筆」から連想される色のカードを1枚選び、伏せて場に出します。
これは協力ゲームですので、全員が同じ色のカードを出すことを目指します。

え?じゃあ「赤鉛筆」って言えば全員赤いカードを出して勝てるというのは早計。
色の入っている言葉はお題として出せません。

そうしたら、カードはそのままにして、時計回りに出題者を移して、2枚目のお題カードをめくります。


2番目の出題者はお題カードの2番のお題を使います。
「レストラン」ですので、そこから連想するものを1つ、お題として出します。
例えば「ガスト」とか。


こうして5枚のカードを出したらゲーム終了。

全員の色を確認して、「色」と「出した順番」が完璧に一致していれば、全員の勝利。
そうでなければ全員の敗北。


<感想😊>

ボードゲーム会で遊ばせてもらって面白いなあと思っていたところ、しばらくして思わぬ形で頂く幸運に恵まれました。

8歳以上とありますが、6歳の娘も普通に楽しめます。
(ときどき、彼女にはちょっと難しいお題もありますが、めくり直して別のを使えば問題なし。)
協力ゲームなので、娘が負けてぐずることも無く平和ですw

人数が増えるほど難しくなりますが、こういうゲームは勝ち負けは二の次で、「え~何でその色使うの?」という個々人のギャップを楽しむのが正しいでしょう。
もちろん勝てばビックリ楽しいですけどw
(頂き物)

クラスク Klask


一家に一台、ホッケーゲームはこれで決まり!

2017Spiel des Jehresノミネート作品


<内容物と準備>

持ち手付きのでっかい箱に、でっかいゲーム台がそのまま入ってます。
足の折りたたみとかナシ。

小袋と、黄色いボール、白いポッチ、黒い棒。
ボールとポッチは予備が付いてます。

ところで、これもボードゲームなのか?
どこまでがボードゲームなのか、ハッキリした定義は知りませんが、一応、このゲームは2017ドイツゲーム大賞ノミネート作品なので、少なくともこの選考委員的にはボードゲームということですね。

<遊び方>

操作棒(黒い棒)は2つに割れます。


磁石で互いにくっつくので、台を挟むようにして、下の棒を持って上の棒を操作します。相手側の陣地には動かせません。


この黒ボールでボール跳ね返し、ゴール(丸い溝)に入れたら1点。



そして白いポッチ。これがこのゲームのキーアイテム。
ポッチも磁石になっていて、黒い棒を近づけるとくっつきます。


これが自分の棒に2つくっついてしまうと、相手に1点。
ポッチは最初はボード中央に置いてありますので、これにボールをぶつけて相手の陣地に押しやることで、相手の動きを制限できます。

他にも、ゴールの溝に操作棒を落としても、相手に1点。

とてもカッコ悪い

激しく動きすぎて操作棒がコントロール不能になっても、相手に1点。



先に6点取った方が勝ち。


<感想😁>

買う前から楽しいのが分かる奴。
見た目にも楽しそうなので、娘と遊んでいたら普段ゲームしない妻も食い付いてきましたw
結構ゴールが小さいので、ただ闇雲にボールを跳ね返すだけでは、コントロール不能やゴール落ち、白いポッチで相手に1点献上するのが関の山。

やはり、白いポッチを上手く使って相手の動きを縛っていくのが勝利のコツ。
このちょっとした違いが実に良いスパイスです。
動きが制限されますが、ストレスは無く、むしろ自縛する度に笑ってしまいますw

子供ってこういうの好きですね。特に男の子。
もちろん、大人も熱中できます。

収納場所はとりますが、造りの割にお値段もお手頃なのでオススメです。

東急ハンズ静岡店で購入)

みんなともだち Gute Freunde


コインを集める競争。でも同じマスに止まったら握手!

<内容物と準備>

コイン


金銀のコイン。金は銀3枚分の価値。
全部、附属の袋に入れます。


指輪


金の指輪。 先頭マーカーというべきか。
常に先頭のマスにいるカエルが指輪保持者となります。
この指輪を捨てるのが目的

カエル


各自の色とスタートプレイヤーを決めます。

で、蓮のタイルを環状に並べて、カエルをスタートプレイヤーから順に並べ、指輪を先頭のカエルにかけます。


一番後ろのカエルの1つ後ろのタイルに、袋からコインを3枚出します。
これで準備完了。


ダイス


あとダイスは脇に置いておきます。0~3の目のダイスが4個。


<遊び方>

スタートプレイヤーから時計回りにダイスを振ります。

ダイスを振る

振るダイスの個数ですが、先頭(指輪カエル)は1個。
2番目のカエルは2個、3番目は3個、4番目は4個全部振ります。
で、目の数だけ進む。


先頭を抜かした 


もし先頭を抜かしたら・・・


指輪を付け替えます。
もしこのまま全員の手番が終われば、次はこのカエルの手番で振るダイスが1個となります。


同じマスに止まった


もし他のカエルと同じマスに止まったら、互いに握手して袋の中からコインを1個ずつ貰います。ちなみに説明書には(友達の)キスでも良いよ、と書いてありますw


コインのマスに止まった


 ラッキー!そのコインを全部貰えます。
そして、すぐ後ろのマスに袋からコインを3つ出して置きます。


ちなみに、コインを貰えるのは移動した後です。
この写真の緑のカエルは最初からマスにいたので、コインは貰えません。

ゲームの終わり

コインが無くなったら終わりで、一番コインの価値が高い人の勝ち。


<感想😊>

癒やし系です。サイコロを振るゲームなんですけど、レースの要素は無く、同じマスに止まったら握手してしかもお互いにコインが貰えるという。なんとも優しいゲームです。
普段の生活では意外に握手する機会ってないので、そんなふれあいがちょっと嬉しいですね。色んな人とやってみたくなります。
書いてて気付きましたが、ゲーム的には全てサイコロに委ねられていて、100%純度混じりけなしの運ゲームですので、小さい子でも対等に遊べます。

セカイモンで購入)

2017年12月30日土曜日

ソーリー! スライダーズ  Sorry! Sliders


氷上のチェス・カーリング!

<内容物と準備>

フィールド

真四角のターゲットと、直線のレーンがありますので組み立てます。


レーンの脇にカーリングのコマ4つを置きます。


スライダー


これがそのカーリングのコマ、スライダーです。
中にボールが入っていて、上部のつまみを持って滑らせるように押し出すと、良い感じの慣性が効いてツツーッと進みます。
昔こんなおもちゃ持ってた気がする。(昭和世代)

得点トラック


各自に得点トラックを配布。
STARTの所に点数マーカー(小さいスライダー型)を4つ置きます。


<遊び方>

手番は時計回りに進行します。
自分の番になったらスライダーを1個、ターゲットに向かって放ります。


互いのスライダーで押したり押されたりしながら、ターゲットの中央に少しでもたくさんスライダーを置くように頑張ります。
全員が全部のスライダーを投げ終わったら得点計算。

スライダーの得点を得点マーカーに割り当てます。
黄色は3点が2個、2点が2個なので、次の通りに。


1個のマーカーに2つ分のスライダーの得点を与えたり、1つのスライダーの得点を分割して2つのマーカーに与えたりはできません。
HOMEへはピッタリでないと入れないので、時にはスライダーの得点を放棄せざるを得ない場面もあります。
こうして4つのマーカーをHOMEに入れれば勝ち。


また、ターゲットの角にはSORRYゾーンがあります。


ここに入ったら(触れたら)、SORRY!となり、そのスライダーは除外されます。
つまり0点。それだけでなく、最もHOMEに近い得点マーカーを1つSTARTに戻されてしまいます。

SORRY!

ターゲットのボードは4種類あって、それぞれルールが微妙に違います。

この黄色のターゲットは中央に穴が空いている。


もしここにすっぽりスライダーを入れることができたら、得点マーカー1つが無条件勝つ即時にゴールします。

やったぜ

<感想😏>

ツツーッと滑らすのが楽しい。カーリングをテーブル上で、といった趣ですが、単純にターゲット中央を目指すだけじゃなく、得点マーカーの動かし方まで考慮した戦いが必要です。
パーティーゲームのようでいて、意外にじっくり真剣勝負。
とはいえ、思うように投げれはしませんがw

米Amazonで購入)

フライングキウイ Flying Kiwis


キウイ(鳥)をキウイ(果物)の箱に飛ばせ!

<内容物と準備>


外箱がボードになっています。仕切りを組み立てる。

キウイ


牛乳瓶のフタのようなキウイタイル。自分の色を取ります。


発射台


発射台です。一旦組み立てればそのまま箱に収納可能です。
これも各自1台ずつ配備。

ここに先程の牛乳b・・・キウイをセットして、


下にぐいっとゴムと一緒に引き、


手を離せばパシュッと飛んでいきます。


無駄に1m位は軽く飛びますw
箱のまわりに各自の発射台をセットしたら準備完了。

<遊び方>

ゲームはリアルタイムアクションです。
よーいドンで、全員が一斉にキウイを箱めがけて次々に飛ばします。

で、自分のキウイが4マスの四角形に入ったら、

つまりこんな感じ
「フライングキウイ!」と叫んでゲームに勝利します。
早ければ十数秒で決着w

ただし、有効なのは各マスとも一番上のキウイだけです。



こんな風に入って、後1マス左下が埋まれば勝利!という場面でも、


ポコッと右上に別のキウイが突っ込んできたら、左下を埋めてもフライングキウイ!にはなりません。右上にもう一回入れて上書きする必要があります。

後は、中途半端なのもNG


こんな風に底についてないやつとか、


仕切りの上に乗っちゃったやつは無効。
こいつらはそのまま置いておくしかありません。

勢い余って箱の外に落ちたやつは回収して再び発射できます。
この辺はお互い様で拾い合いしてあげましょう。

全員がキウイを箱の中に飛ばし終わっても決着が付かない場合は、各自の色のマス(自分のキウイが一番上のマス)に入ってるタイルを集めて一番多い人が勝ち。

<感想😆>

バカバカしいけど楽しいゲーム。
大人も子供も楽しいです。
4人で一斉にキウイを飛ばしまくるアホな図と、とんでもない方へ飛んでいくキウイが笑えます。早く勝ちたいのですが、焦って弾が尽きたら後は見てるだけで、のんびり撃ってた最後の一人がフライングキウイ!しちゃうことも。
ただ、娘と2人で遊ぶとちょっとさみしい。やっぱり4人でやりたいゲームです。

百町森で購入)

タイニーパーク Tiny Park 


サイコロ振って遊園地づくり
2010KDJ候補リスト「Schatz der Mumie(ミイラのたからもの)」のリメイク


<内容物と準備>

サイコロ


サイコロに6つの遊具が描かれています。

タイル


色んな形のタイル。タイルの形ごとに重ねて山を作ります。
ちょっと面倒。

個人ボード


遊園地を建設する予定地です。各自に配布。

<遊び方>

手番は時計回りに進行します。
自分の番になったらサイコロを全部振ります。

欲しい目が無ければ2回まで振り直しできます。
振り直す前に、振った中から1色を選んで確保できます。
また、一旦は確保したダイスであっても振り直して構いません。

出目と個数が対応しているタイルを1つ貰い、個人ボードに配置。


手番を交替してこれを繰り返し、最初にボードを全部埋めた人の勝ち。

<感想😄>

シンプルなルールですが、どのダイスを残すのか、欲しいタイルへの挑戦が割に合うのか、タイルをどう配置したら良いのか、ちょっと考えます。

終盤は、大きいタイルを取っても残りの手数が減らないなんてこともあったり。
上の写真の例だと、凸形のタイルを頑張って取っても、あと2回手番が来ないと終わりません(合計3手番)が、四角タイル+2マス長方形とか、L型と3マス長方形という風に取れば2手番で埋まります。

惜しいのは視認性が非常に悪い。
色合いの関係か、ダイスとタイルの対応がぱっと見分かりづらいんです。ダイス振った直後の一番盛り上がりたいところで「えーと・・・」ってなっちゃう。
せっかくの遊園地なんだし、もっとくっきり原色に近く色分けしても良いのではなかったかなあと。

ま、でもゲームそのものは面白いですョ
すごろくやで購入)


<おまけ:新旧比較>

リメイク元の「ミイラのたからもの」が入手できたので比較
左がミイラ、右がタイニーパークです。


ダイスのサイズは違いますが、タイルは全く同じサイズです。
ボードのサイズも違いますが、フレームの幅が違うためですね。
タイルの視認性は、やはりミイラの方が良いです。