・ワープマスのあるすごろく。他プレイヤーの駒に乗れば一緒に連れて行って貰える。
・必要スペース 普通のテーブル
・すごろくも色々進化している現在では、意外に入手しにくい。
<内容物と準備>
ゲームボード
厚紙製で2つ折り。ちょっと歪んでしまっていました。残念。
各マスに1~100の番号が順に振ってあります。
テーブルに広げます。
コマとさいころ
重ねることができます。一人1つずつ持ちます。
さいころの目は普通に1~6です。
準備完了
ボード外の、あえて言えば「0マス目」に各自のコマを置いたら準備完了。
<遊び方>
すごろくです。
順番にサイコロを振って、出た目の数だけ進みます。
100マス目にぴったり止まれたらゴール。
そして、下の駒が動く時には、上に乗ってる駒は一緒に連れて行って貰えます。
梯子(1→38):優しい子は良い子。スタートしてマス1個しか進めない子を38までつれてってくれる優しさ。
梯子(21→42):親切には愛が返る。
梯子(9→31):寛容と愛情
蛇(49→11):怒りは罪・・・と説明書には書いてある。いかにもキリスト教っぽい。
梯子(51→67): 正直は名誉
蛇(56→53):うぬぼれ者は孤独
梯子(36→44):懺悔と赦し
蛇(64→60):不注意は事故の元
蛇(62→19):欲張る心が苦しみを生む。・・・意外と仏教に近い価値観。
梯子(71→91): 正直者にはご褒美(落としたバッグを拾ってあげている)
蛇(93→73):浪費すれば貧しく
蛇(95→75):怠け者はやがて悪人に(勝手にお菓子を食べる)
蛇(98→78):泥棒には天罰
マス目が90台にもなると容赦の無い蛇ラッシュ。
梯子(28→84):働き者にはご褒美
蛇(87→24):生意気者には失敗がつきもの
ボード中最も長い蛇と梯子。梯子はともかく、蛇はショック大きすぎる。
ただ、蛇で落ちても4つ先の梯子で復帰できる希望は残されています。
最後はこちら。
マンカラなど、アナログゲームは彼女の世代ではよく遊ばれていましたが、彼女曰く「最近はデジタルゲームばかりで、子供はトランプやボードゲームでほとんど遊ばない」とのこと。
日本は最近復調の兆しがありますが、基本的にはどこも同じですね。
ゲームの基本的なルールは同じですが、ボードによって材質はもちろん、蛇や梯子の位置、マス目の数は色々で、添えてあるイラストも様々とのこと。
日本ではあまり凝った柄のものを見かけないので、フィリピンにいる義母にお願いして、一つ買って送って貰いました。
大きく進める梯子のマスには花に水をあげるなど「いいこと」をしている絵、戻される蛇のマスには玩具を乱暴に扱うなど「わるいこと」をしている絵が描かれていて、幼児向けの道徳教育の側面があるのかもしれません。
進む向きを数字を見て判断しなくてはならず、娘にとっては意外に難しいというかピンと来ないようでした。マス目の進む方向の線をくの字に曲げるとか、何らかのガイドがあると遊びやすいと思いました。
順番にサイコロを振って、出た目の数だけ進みます。
おんぶ
他の駒がいるマスに止まったら、上に駒を重ねます。そして、下の駒が動く時には、上に乗ってる駒は一緒に連れて行って貰えます。
蛇と梯子のマス
このゲーム最大の特徴というかアイデンティティ。
梯子の下に止まったら、梯子の上まで進むことができます。
逆に、蛇の頭に止まったら、尻尾まで戻されてしまいます。
梯子を下りたり、蛇を上ったりはしません。
機能としてはそれだけですし、実際に蛇と梯子しか描いてないボードもありますが、このボードにはちゃんと可愛らしいイラストがついてます。
では、一通り解説!ここまで細かく解説するサイトがあるだろうか。正に誰得。
イラストを先に出すので、意味を考えてみてはどうでしょう。
梯子の下に止まったら、梯子の上まで進むことができます。
逆に、蛇の頭に止まったら、尻尾まで戻されてしまいます。
梯子を下りたり、蛇を上ったりはしません。
機能としてはそれだけですし、実際に蛇と梯子しか描いてないボードもありますが、このボードにはちゃんと可愛らしいイラストがついてます。
では、一通り解説!ここまで細かく解説するサイトがあるだろうか。正に誰得。
イラストを先に出すので、意味を考えてみてはどうでしょう。
梯子(4→14):本を読んで賢い子になる。
蛇(16→6):おもちゃを乱暴に扱い壊す。
梯子(1→38):優しい子は良い子。スタートしてマス1個しか進めない子を38までつれてってくれる優しさ。
梯子(21→42):親切には愛が返る。
梯子(9→31):寛容と愛情
蛇(49→11):怒りは罪・・・と説明書には書いてある。いかにもキリスト教っぽい。
蛇(47→26):残酷は罪
梯子(51→67): 正直は名誉
蛇(56→53):うぬぼれ者は孤独
梯子(36→44):懺悔と赦し
蛇(64→60):不注意は事故の元
蛇(62→19):欲張る心が苦しみを生む。・・・意外と仏教に近い価値観。
梯子(71→91): 正直者にはご褒美(落としたバッグを拾ってあげている)
蛇(93→73):浪費すれば貧しく
蛇(95→75):怠け者はやがて悪人に(勝手にお菓子を食べる)
蛇(98→78):泥棒には天罰
マス目が90台にもなると容赦の無い蛇ラッシュ。
梯子(28→84):働き者にはご褒美
蛇(87→24):生意気者には失敗がつきもの
ボード中最も長い蛇と梯子。梯子はともかく、蛇はショック大きすぎる。
ただ、蛇で落ちても4つ先の梯子で復帰できる希望は残されています。
最後はこちら。
梯子(80→100):無私の精神で勝利!
さらっとこんな梯子を用意するとは心憎いですね。
<感想😖>
フィリピン人である妻が子供の頃に親しんだというゲーム。マンカラなど、アナログゲームは彼女の世代ではよく遊ばれていましたが、彼女曰く「最近はデジタルゲームばかりで、子供はトランプやボードゲームでほとんど遊ばない」とのこと。
日本は最近復調の兆しがありますが、基本的にはどこも同じですね。
ゲームの基本的なルールは同じですが、ボードによって材質はもちろん、蛇や梯子の位置、マス目の数は色々で、添えてあるイラストも様々とのこと。
日本ではあまり凝った柄のものを見かけないので、フィリピンにいる義母にお願いして、一つ買って送って貰いました。
(箱にもしっかり「Made in the Philippines」の文字が!)
大きく進める梯子のマスには花に水をあげるなど「いいこと」をしている絵、戻される蛇のマスには玩具を乱暴に扱うなど「わるいこと」をしている絵が描かれていて、幼児向けの道徳教育の側面があるのかもしれません。
進む向きを数字を見て判断しなくてはならず、娘にとっては意外に難しいというかピンと来ないようでした。マス目の進む方向の線をくの字に曲げるとか、何らかのガイドがあると遊びやすいと思いました。
良くも悪くもクラシカルな双六であり、大胆に戻されたり進んだりするコマがいくつかあって、その時はちょっと盛り上がりますが、基本は淡々と進む感じ。
「一回休み」「特定の目が出るまで進めないマス」「分岐して進む」などイベントの種類が増えている現代の双六と比べると、どうしても見劣りしますね。
ただ、駒が重なると運んで貰える、というのは接戦になりやすい良いルールかなと。
大逆転が起こりうる盤面ですが、やっぱり大差が付くと子供は諦めがちになってしまうので。
ちなみに、このルールは説明書には書かれていましたが、よく遊んでいたはずの妻は知らなかった模様。今回買った「蛇と梯子」特有のルールなのか、他の「蛇と梯子」にもあるルールなのか、よく分かりません。
「一回休み」「特定の目が出るまで進めないマス」「分岐して進む」などイベントの種類が増えている現代の双六と比べると、どうしても見劣りしますね。
ただ、駒が重なると運んで貰える、というのは接戦になりやすい良いルールかなと。
大逆転が起こりうる盤面ですが、やっぱり大差が付くと子供は諦めがちになってしまうので。
ちなみに、このルールは説明書には書かれていましたが、よく遊んでいたはずの妻は知らなかった模様。今回買った「蛇と梯子」特有のルールなのか、他の「蛇と梯子」にもあるルールなのか、よく分かりません。
総論としては、想像通りの程度の展開があって、想像通りの程度の面白さ、といったところです。
雑誌の付録の双六と同じようなものですね。
雑誌の付録の双六と同じようなものですね。