2021年9月7日火曜日

小さな巨人カジミール der kleine riese kasimir


ユニークなボードが凄いスタンプラリー的なゲーム

<内容物と準備>

ボード

マップの構造は左の説明書の通り

数字とか区切り線とか、通常描かれて然るべき物が何も描かれてない絵。

実は「ネコは黒のマス」「帽子は黄色のマス」といった感じで、色の塊ごとに不定形のマスとなっています。いやあすごい。

一応、説明書には区切図が掲載。


得点チップ


チップは、マイナス3点~プラス5点。

あと特殊効果のある「0点」、ボーナス点及び終了フラグになる「時計」。

全部ウラ向きにして、ボードの各マスに1枚ずつ、ランダムに配置します。


小人


各自のコマです。ボードの好きなマスに置きます。


ドラム


ボードのマスの色に対応した6色。

袋に入れて各自5個ずつ引きます。


<遊び方>

コマを手持ちのドラムを払って移動させます。

コマのいるところから隣接するマスへ同色のドラムを1個払って移動。

払える限り、何歩でも移動できます。

黄色の小人が、黄色→赤→緑→青と移動。

移動が終わったら、足元のチップを獲得します。

そして、足元と同じ色のマスを1箇所選んで、そこのチップを裏返す。

ウラならオモテに、オモテならウラに。

(つまり、最初は全部ウラだけど、徐々に点数分布が明らかに。また、ウラに戻して混乱させたりも。)

最後に、使った分のドラムを補充して次の人の番。


移動するのではなく、0点で他人のチップを泥棒したり、手持ちのドラムを袋引きで交換してもよい。


ゲーム終了

時計のチップが全部取られたらゲーム終了。

獲得した得点の多い人が勝ち。


<感想>

前々からこのボードは気になってたので、それ見たさに買ったようなもの。

作者を確認したら、「イスタンブール」など大人ゲーム界では有名なドーンでした。

ボードのインパクトはともかく、ゲームとしても普通に楽しそう。