2021年9月5日日曜日

モグラトロッコ Buddel Wuddel


ある程度は仲良く一緒のトロッコに乗ってお宝ゲット。


<内容物と準備>

モグラとトロッコ


1人1色担当。3匹ずつある。

トロッコは2台で、1台に4匹まで乗れる。


オーディンとダイス



プレイヤーを助けてくれるやつ。

(英語ルールではゴブリンと訳されてるが、ドイツ語ルールの表記はWotan。これはオーディン即ちゲルマンの最高神を意味する。それがなぜゴブリンになったのか謎。所謂オーディンのイメージを感じないが、ゴブリンよりはマシなので、そのままオーディンとした。)


ガラス玉


モグラの宝物。たくさん取った人が勝ちだ。


ボードの所定位置にトロッコとオーディンを配置。

トロッコにモグラを1匹ずつ順番に乗せたら準備完了。


<遊び方>

まず、ダイスを振る。

3の目が出た

そしたら、出た目の数「まで」トロッコを進ませる。

トロッコは宝箱に向かって進み、後ろの方向には進めない。

3の目で2歩進んで止まることにした。

止まったら、必ず90度回転させる。回転方向は自由だ。


最後に90度回転させて移動完了。

ノームに隣接するマスでなければ、これで次の人の手番だ。


ノーム



ノームに隣接するマスで止まると、ノームに近い席のモグラが捕まってトロッコから降ろされてしまう。

捕まったモグラは、もう1回トロッコがここに止まれば、一番近い席のモグラと入れ替わりに解放される。

緑モグラが捕まったところへ、トロッコが来た。

赤モグラと人質交換で緑のモグラが脱出。

もしくは、ダイスがオーディンの目を振ると、トロッコがどこにいても空いてる席に乗せることができる。(オーディンはノームのマスをワープ移動する。)

オーディンが赤モグラのところに来たので…

赤モグラはトロッコに戻れる

なお、オーディンが滞在している間、そのノームのマスは無効化される。


宝箱(ゴール)

ノームに奪われたモグラの宝物が詰まってる…という設定

ゴールしたら、トロッコに乗ってる全員、宝物が貰える。

ただし、先頭の席は2個もらえるが、その他の席は1個ずつだ。

青は3個(2+1)、赤と黄色が1個ずつ宝物を獲得

そしてトロッコをスタートに戻して、空いてる席にモグラを乗せてゲームを続ける。


<感想>

割といやらしいゲームではなかろうか。

呉越同舟であり、途中で相乗りしてる連中をノームに渡して進む。

しかし、呉越同舟なので、あまり恨みを買うのもよろしくない。

作者はWolfgang KramerとRichard Ulrich。 

かの有名なエルグランデのコンビである。やったことないけど。

平和に進めようとしたけど、やはり差が付きにくいのと、意外に早く終わるのでガンガンに殴り合った方が楽しいだろう。