1987年SDJ大賞を受賞したauf Achseのジュニア版。
いわゆるピック&デリバリーというジャンルで、マップを行き来して物を拾っては所定の位置へ運ぶゲームだ。
子供向けゲームなら「おばけ屋敷の宝石ハンター」なんかが有名だろう。
なぜか箱絵にはミシュランマン |
大人版は、ドイツの地理に疎いとカードが指定する地名を探すのに大分苦労するが、中々面白い。
こちらのジュニア版は地理に疎くても全く問題ない。
カードが無いし、そもそも地名など、どこにも書かれていないのだから。
準備
自分のトラックをスタート地点に置き、荷物を所定の位置にセットしたら準備完了。
トラックを使い、積込場にある自分の荷物を、荷下ろし場へ最初に全部運んだ人の勝ち。
遊び方
手番になったらダイスを振って、その目を使い切って進む。
(ちなみに、信号のマスで止まれたら、もう1回ダイスを振って進めれます。)
積込場
積込場についたら、そこにある自分の荷物をトラックへ積み込む。
積込場は目が余っても止まれる。
荷物が3個ある積込場 |
トラックには最大3個まで荷物を載せれる。
空きが無ければ載せれるだけ載せて、荷下ろしした後でもう1回来なければならない。
荷下ろし場
荷物を載せたら、今度は荷下ろし場に向かってダイスで移動する。積込場と同様に、荷下ろし場も余ったダイス目を放棄して止まれる。
荷下ろし場についたら、指定された数量の荷物を下ろす。
下ろしきれない荷物があれば、別の荷下ろし場へたらい回しだ。
積込場や荷下ろし場はタイルで指定されるので、毎ゲームごとにマップは変わる。
通行止め
ダイスには通行止めの目があり、これが出たら道路に通行止めのコマを置ける。
通行止めのコマは1個しかないので、目が出るたびに道路をあちこちに移動する。
目を振ったプレイヤーは1歩だけ進める。
ゲームの終わり
最初に全部の荷物を荷下ろし場へ運んだプレイヤーの勝利。
感想😃
見た目からはダイス任せになんとなく進むのかなーって感じを受けますが、意外に、振られたダイスをもとに効率的なルートを考えるところに面白さを持ってきているゲームです。
元のアウフアクセの楽しさを子供用にきちんと落とし込んだと言えるのではないでしょうか。
あと、トラックの駒が4色あるので、日本郵便(赤)、DHL(黄色)、佐川急便(青)、ヤマト運輸(緑)に見立てることができますw