2019年3月24日日曜日

謎の地下世界 / 神秘の地下迷宮 Tajemnicze Podziemia


超シンプルなタイル配置ゲーム


<内容物と準備> 

個人ボード



ダンジョンのボード。5枚あるので5人まで遊べます。
ランダムに1人1枚取り、出入口を手前にして自分の前に置きます。
ちなみに、左右の端っこにお宝とモンスターが描かれていますが、その配置が5枚とも違っています。

オマケボード 


特に使わないオマケのボード。
このゲームに登場するお宝とモンスターが描かれています。

チップ 


ゲームの最後に得点計算するときに使います。

タイル


20枚セットが5人分。ウラ面の色は違いますが、中身はみんな同じです。
1人1セット持ち、誰か代表はウラ向きに積み上げ、その他のプレイヤーはオモテ向きに広げます。

準備完了(2人)


 <遊び方>

まず、代表の人が山から1枚タイルをめくります。
そしたら、他のプレイヤーはそれと同じタイルを探して手に取ります。

で、代表含めて全員がいっせいにタイルを自分のボードに配置します。


配置のルール

ボードのマス目に合わせてオモテ向きに置くこと。以上。
どこから置いても良いし、向きも自由。
この手のタイル配置ゲームによくある、「絵が矛盾しないように」とか、「既に置いたタイルに隣接」とか、そういうの無いです。 自由。

で、全員が置いたら、次の1枚をまた代表がめくって・・・と同様に繰り返し、16枚置くとボードが全部埋まってゲーム終了。

得点計算

得点計算もシンプルで、「入口から辿り着けるお宝1個につき1点」「入口から辿り着けてしまうモンスター1匹に付きマイナス2点」。以上。

なので、この例だと・・・

お宝(黄色チップを置いたところ)が5個で5点、モンスター(赤チップを置いたところ)が1匹でマイナス2点。差し引きプラス3点。


一番高得点の人が勝ち。簡単!

<感想😁>

もうこれ以上シンプルなタイル配置ゲームは無いのでは?というくらいシンプル。
ルール説明含めても15分程度で終わる。
子供でも遊べるほどシンプルなのに、大人が遊んでも充分すぎるほど面白い。

他プレイヤーとの絡みは一切ないけど、配置するタイルが発表されるたびに「えー」とか「むー」とか聞こえてくるので苦しみを共有できるw
遊んだ感じとしては、「8bitモックアップ」「NMBR9」「スカラビア」といったゲームに近い。

ミソは、タイルは20枚あるけど、ゲームに使うのは16枚なので、毎回4枚のタイルはいくら首を伸ばして待っても配置されないままゲームが終わる点。
どんどん置けるマスが限られていく中で、どこで妥協するか、一発にかけるのか、性格が出ますねぇ。
そのタイルもいつ何が来ても、常に悩ましいという絶妙な感じが素晴らしい。
毎回展開が違うし、軽いので何回でも遊べる。

静岡にランスロットというゲーム会があるのだが、その主催に教えて貰った一品。
一発で気に入ったのだが、なかなか売っていない。こんなに面白いのに何故だ。
スペインのAmazonでようやく買えたが、なんでか到着まで2ヵ月も待たされたという曰く付きのゲームでもあるw

到着するやいなや、さっそく7歳娘と遊んでみたが、一番奥のダブル宝箱が取れなかったので「もうやらない」と言われてしまった。うん、結構難しいんだ。
いいもんね。大人と遊ぶもんね。

スペインAmazonで購入)