2016年8月6日土曜日

お買い物ゲーム Wir spielen Einkaufen


・お買い物をこなして早く家に帰る
・必要スペース ちゃんとしたテーブル

内容物と準備

・ゲームボード


左がスタートとなる家、上が銀行、へっこんでいるところはお店(後述)が入るところです。

・特殊さいころ


2,3,4の目が2面ずつある特殊なサイコロ。

・コマ(4つ)


女の子2人、男の子2人。

後姿もばっちり。
各自、好きなコマを選んで、ボードの家のマスに置きます。

・お金(52枚)


お買い物に必須のお金。単位はユーロ。
ユーロ硬貨は表面は各国共通。


各国独自デザインとなってる裏面もちゃんと再現。
(ちなみに上からオーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、フィンランド)
共通のストックとして、まとめて置いておきます。

・お財布(4つ)


コインが8枚までしか入らない小さなお財布。
お金を貰ったら、ここに置いていきます。
各自1つずつ手元に持ちます。

・お使いメモ(6枚)


買うべき商品が4つ。裏向きにして各自1枚ずつ取って手元に置きます。
買い物をしたら、商品をカード右側の白い四角のスペースに置きます。

・お店と商品

お店


八百屋(緑)パン屋(オレンジ)お肉屋(青)何でも屋(黄色)の4店舗。
各店商品棚が3つ。
値段は八百屋・パン屋は1~3ユーロ、お肉屋・何でも屋は2~3ユーロとなっています。

商品


お店の色に対応した商品が各店9枚。


よく混ぜて裏返しに積むと、木箱の形。

お店と商品をボードにセット



 ボードの凹みに対応する色のお店をセット。


商品を3つ、表向きに並べます。
残りの商品は、脇の木箱のところへ裏向きに積みます。

・準備完了


ようやく準備完了。テーブルが小さくて苦しい・・・
子供向けにしては準備が多いですね。


遊び方

・目的

すごろく形式で、家を出発し、お使いメモに書かれた4つの商品を早く買いそろえて、最初に家に戻ってきた人が勝ち。


1.お金を貯める

まず、買い物に行くのにお金がありません。
出発前に家に留まると、自分の番が来るたびに1ユーロ貰えるので、まずはスタート地点で資金をためます。

1ユーロも持たずに出発できませんので、最初のターンは全員1ユーロ貰うだけ。(最初に配ってもいいかも)
その後は、家に留まってユーロを貯めるもよし、さっさとサイコロを振って出発するもよしです。


4ユーロ貯まったのでそろそろ行こうかな…


サイコロを振って、八百屋を目指して進むぜ!
先に他のプレイヤーが出発しても、慌てず家に留まって貯めるのも戦略。

2.お買い物

サイコロを振ってコマを進め、お店についたらお買い物ができます。
(サイコロの目が余っても止まれます)
前の番の時にお店のマスに着いてて、今回の番でも買い物をしたい場合は、サイコロを振らずに買い物をすることもできます。

お買い物


一番左の洋ナシが欲しいな・・・値段は1ユーロ。


お金をお店に入れて、洋ナシをゲット。
お金さえあれば、同時にいくつ買っても構いません。


手元のお使いメモのところに買った商品を置きます。

商品の補充



買い物が終わったら、棚の上の商品を左へずらし、空いてる場所に山から補充。
古い商品は安くなる仕組みになってます。
補充後に続けて買うことはできないので注意。

欲しいものが売ってない!



洋ナシが欲しいのに八百屋に並んでるのはブドウとトマトだけ。
そんな時は…

秘儀・全とっかえ!
棚の商品を山の一番下に置き、空いた棚に左から1枚ずつ補充。
このまま買い物ができます。

全とっかえしても欲しいのが出てこないときは、そのままターン終了。


3.銀行

お金が無くなったら銀行へ下ろしに行きます。


銀行のマスにはサイコロの目が余っても止まれます。


着いたらもう一度サイコロを振って、出た目の数だけコインがもらえます。
なお、一度もお買い物をしないまま、銀行に行くことはできません


4.ゲームの終わり

すべての買い物を終え、一番最初に家に帰ったプレイヤーの勝ちです。


なお、全ての買い物が終わった後に余ったお金は、サイコロの目に加えて、1ユーロ支払いごとに1歩余分に進むことができます。(一度に全部使ってOK)

6.初級ルール(4歳以上)

実は、今まで説明したのは6歳以上推奨の上級ルールで、初級ルールもあります。
違いは2つ。
・全員8ユーロ持った状態でスタート
・買い物終了後にお金が余っても余分に進めない

<感想😏>

最初に初級ルールで遊び、次に上級ルールで遊びました。
初級ルールだと、普通はお金が足りなくなることはないので、買いたいものを買って帰るだけという感じです。
このゲームは子供向けにしてはルールの量というか、やれること・把握すべきことが多いので、一回初級ルールで遊んでおいた方が、上級ルールに進みやすいかな。
いきなり上級だと、お金の扱いがシビアになるので、例えば、最初の「家に留まってお金を貯める」のにいくら貯めれば良いのか、見当もつかないと思うので。

上級ルールだと、まず最初からチキンレース。
自分は何とかなるやと適当なところで飛び出したのに対して、娘はしっかり8ユーロ貯めてから出発。性格が出ますね。
お使いメモと並んでる商品と銀行に寄るタイミングを考えて効率的なルート構築してと、まるで本当の買い物のようw
お金が余れば最後はブーストかけて帰れるし、計画が必要ですね。

たぶん、今まで遊んだ子供用ゲームの中では一番考えるところが多いゲームかもしれません。

しかし、5歳の当人にとっては、お金をお店に入れるのが楽しかったり、メモのとおりにお買い物するのが楽しかったりという感じで、実に牧歌的に楽しんでます。
やっぱりテーマというか雰囲気って大切だなあと。