・原題「初めての2つのゲーム」の通り、「砂場のおもちゃ集め」と「アスレチックすごろく」の2つのゲームが遊べる。
・必要スペース:小さいテーブル
<内容物>
ゲームボード
ゲームボードは両面印刷されていて、片面は「アスレチックすごろく」用、
もう一方の面は「砂場のおもちゃ集め」用となっています。
プレイヤーのコマ
ウサギ、イヌ、ネズミ、ブタの4つ。どちらのゲームでも使用します。
後ろ姿もばっちり。
特殊ダイス
黄、赤、緑、青、オレンジの5色と白の6面の色さいころと、6の目が「×」になってる数字のさいころが各1個。数字のさいころは「アスレチックすごろく」でのみ使用します。おもちゃチップ
黄、赤、緑、青、オレンジの5色。「砂場でおもちゃ集め」でのみ使います。両面、同じ絵が印刷されてます。
砂場のおもちゃ集め(Sandkasten-Sammelspiel)
<準備>
ゲームボードは砂場の面を上にします。
砂場のヘリに動物の顔が描いてありますので、これが各プレイヤーの持ち場所となります。
(4分割したエリア)
各プレイヤーのエリアには、黄、赤、緑、青、オレンジの5色のボールが1個ずつ置いてあります。
だれがどのエリアなのか分かるよう、自分のキャラクターのコマを手前に置きます。
おもちゃチップはまとめて脇に置いてストックとします。
色さいころを最初のプレイヤーに渡したら、準備完了。
(数字さいころは使用しません。)
<遊び方>
目的
5色のおもちゃを誰よりも早く揃えること。
おもちゃの取り方
自分の番になったら色サイコロを振ります。
出た色と同じ色のおもちゃをストックから1個取り、自分のエリアにある同色のカラーボールの上に置きます。
色が合ってればどのおもちゃを取っても構いません。(ルール的に区別なし)
既に持っている色が出た場合
犬(右下のエリア)が既に緑のおもちゃを持っているのに、緑の目が出ました。その場合は、緑のおもちゃを1個ストックから取り、誰か好きなプレイヤーにプレゼントします。
もし、全員が緑を持っていたら、何もしないで次の人の番になります。
白が出たら
もし、色さいころで白が出たら、ラッキー!
好きな色のおもちゃをストックから1個貰えます。
ゲームの終わり
最初に全部の色のおもちゃを揃えた人が勝ち!
アスレチックすごろく(Abenteuter-Leiterspiel)
<準備>
ゲームボードを「アスレチックすごろく」の面にして、プレイヤーのコマを右下のスタート地点に置きます。
色さいころか数字さいころ、どちらか1個を使用します。
好きな方を決めて最初のプレイヤーに渡したら準備完了。
<遊び方>
目的
普通のすごろくです。最初にゴールしたら勝ち。進み方
色さいころを使う場合は、出た色と同じ色のマスまで進めます。数字のさいころを使う場合は、出た目の数字分、進みます。
動けない!
色さいころで「白」が出たら、動けずに次の人の番になります。
数字さいころで「×」が出た場合も同様。
ひとつのマスには一人だけ!
一つのマスには一人だけです。色さいころの場合、もし、進む先に誰かいたら、次の同色のマスまで進めます。
例えば、スタート地点にいるブタの番、緑の目が出ましたが、そこには既に犬がいます。
そうしたら、ほらご覧の通り、さらに次の緑のマスまで進めます。
数字さいころの場合は、もし進んだ先に誰かいるなら、一つ先のマスに進めます。
戻ったり進んだり
ハシゴのマスに止まると、ワープして先に進めます。
一方、滑り台のマスに進むと、戻されてしまいます。
進んだ先に誰かいたら、さらに1マス先へ進めます。
戻った先に誰かいたら、さらに1マス後ろへ戻されます。
ゲームの終わり
だれかがゴールに着いたらその人の勝ち。
色さいころの場合は、どの色が出てもゴールできます。
数字ダイスの目はぴったりでなくてもゴールです。
<感想😏>
どちらのゲームも、ほぼ運のみで決着がつきます。おもちゃ集めは、おもちゃがだんだん揃っていくのと、どのおもちゃを置くか選ぶのが面白い。
すごろくは短すぎず長すぎず、丁度良いあんばいです。
2つとも素直に遊べるゲームなのと、数字を使わない色さいころで遊べるのが対象年齢3歳以上という点で考えても、原題(初めての2つのゲーム)の通り、良くできているのではないかと思います。
どうしても凝ったものをと考えてしまいがちですが、子供にはこういったところを入り口にして徐々に広げていかないと色々と駄目だなあと、自戒を込めて、最近、娘とゲームをしながら思うところです。
意外に5歳になった娘も楽しく遊べてますし。
あと、すごろくの方は、白の目で動けないところを、娘が白を出したときはもう1回振って良いことにしました。それで多少勝ちやすくなるので。