2015年10月31日土曜日

バックギャモン Backgammon


「運ゲーと呼ばれて5000年」 by 日本バックギャモン協会

・ダイスを使って各自15個ある駒を動かして先に全ての駒をゴールさせた方が勝ち。
・2人専用
・脳みそプスプス
・必要スペース:コーヒーテーブル大


<準備・遊び方>

伝統ゲームなので、用具は様々なメーカーから様々なデザインで発売されています。
選び方の基準としては、コマが少なくとも1円玉のサイズ以上なことが最低条件でしょうか。小さすぎると遊びにくくてしょうが無いので。
迷ったらバックギャモン協会公認ボードでよいと思います。3千円くらいだったかな。

トップ写真のボードは、くるくる丸めて小さく収納できる製品。
持ち運びに便利だが、公認ボードの方が遊びやすさは上。

バックギャモン協会のHPを見ればわかりやすいです(丸投げ)。概略だけ。

1.サイコロを二つ振り、出た目の数だけコマを進める。
  1つのコマを2回動かしても良いし、2つのコマを1回ずつ動かしても良い。
  なお、ゾロ目は2倍動かせる。

2.相手のコマが2つ以上あるマスには進めない(飛び越すことはできる)

3.相手のコマが1つしかないコマに進んでコマを取ることができる。
  取ったコマは中央のバーに乗せる。
  バーにコマを乗せられてしますと、それを脱出させるまでの間は他のコマは動かせない。

4.自分のコマを全部自分の陣地に進めると、コマをゴールさせることができるようになり、先に全部のコマをゴールさせた方が勝ち。

5.通常、1勝1ポイント(大差で勝つと最大3ポイント)として、5ポイント先取などで勝敗を決めますが、自分の番でサイコロを振る前に、ダブリングキューブという道具を使って、ゲームに勝ったときのポイントを倍にする提案ができます。受ければ当然ポイントが倍になるほか、そのゲーム内で次にダブリングキューブを使う権利が得られます。降りれば相手の勝利扱いで次のゲームに進みます。

<所感😈>

2年ほど前から始めたゲームで、今みたいに色々なボードゲームをやる前から遊んでます。

初心者にとって、ルールはわかるけど、どうやって打てばいいのかわからないゲームといえます。
しかし、最初の2手(初手とその返し手)の定石を理屈込みで憶えれば、初級レベルは脱出、勝つためにどう打てばいいのか見えてきます。
1~2日で覚えれるでしょう。
「バックギャモン・ブック」という名著があるので、それをおすすめしておきます。

そして、ダブリングキューブを使って、ゲームの途中で勝利ポイントを倍にするというルールが非常に優れています

ダブリングキューブ。
各面に2・4・8・16・32・64と書かれてる。

この勝利ポイントを倍にする提案というのは、相手が乗らない限りは意味がないわけです。
降りてくれればノーリスクで1ポイントですが、それほど有利な局面なら「ギャモン勝ち(相手が1コマも上がらないうちに全てのコマを自陣に入れて勝つ)」して2倍のポイントで勝利したいわけで。
また逆転の多いゲームですので、かなりヒリヒリしながらキューブを打つときの緊張感といったらたまりません
最初のうちは、自分が今どの程度有利なのかさっぱりわからないと思いますが、ある程度経験を積んでくると、勝率でいうと7割くらい有利かな、とかそういう線が見えてくるので、そうなるとキューブが俄然おもしろくなってきます。まさに魔物。この魔物に捕まるとバックギャモンは一生遊べます

のめり込みすぎて、妻では相手にならなくなり、もはや遊んでもらえません。

というわけで非常に面白いのですが、日本では競技人口が少なく(世界的には中東・ヨーロッパを中心に億人単位でいます)、静岡では遠征しないとバックギャモンを遊べるゲーム会が無いようです。残念。
そういう事情は静岡に限らないようで、ネット対戦が盛んですが、それじゃあアナログゲームじゃないな、というところでボードゲーム全般に目を向けたのがミイラ取りの始まりです。

<バックギャモン始めるセット>

1.スマホアプリ

バックギャモンはAIが正に神として頂点に君臨しています。
神の視点、すなわちAIによって、AI自身と比べてどれだけ勝率が劣る打ち方(エラー)をしているか、という物差しとして1手ごとあるいは1局ごとER(エラーレート)が算出され、これがそのプレイヤーの棋力となります。
ERは最高がゼロで、世界トップだと1、国内トップレベルで5、中級で10前後といった所でしょうか。
試合をしてはAIに解析させ、ERが劣る手がなぜ悪手なのかを検討する、その地道な作業によって、少しずつ棋力を高めています。
*AIは「それは悪手」ということは教えてくれるが、原理上、「なぜ」悪手なのかはAI自身も理解していないので、そこは人間が考えなくてはならない。

協会公認(?)はバックギャモンエースというアプリで、ネット対戦環境も良いようですが、私のオススメはバックギャモンNJ(BGNJ)というアプリです。

地味ながら堅実な作り。
悪手を打つと即座にヒントを表示させるオプションもあるので学習にも良い。

Android、iOS両対応。有料です。
地味ながらAIとの対戦、リアルタイム評価、棋譜の詳細解析、棋譜出力と、学習のための基本がよくできています。

全部とはいいませんが、無料のものはAIが貧弱だったり、弱いAIを誤魔化すためサイコロの出目が怪しいものがあったり、ひどいものは間違ったルールになってたりします。

なお、本当に強い人と対戦すると、相手のサイコロが良く感じますが、これは「隣の芝は青い」という心理的効果だけではなく、実際に「自分に有利な目を増やす」とか「自分に不利な目を潰す」テクニックを織り交ぜてるからです。
BGNJではAIのサイコロを手動で入力することができますし、その状態でも同じ強さを発揮しますので、出目操作の疑いは無用です。

次のダイス目100個を公開。
ダイスのソースコードも公開されてるので検証可能。

自分のは勿論、CPUの目も、手動で入力できる。
疑り深い人は、自分でリアルダイス振って対戦。

AIもPCのソフトに遜色ない出来です。
棋譜が自動で記録され、後で振り返って勉強するのも簡単です。

自動生成される棋譜の出力/解析ができる。

解析画面。
当該対局におけるチェッカー/キューブそれぞれの実力を判定。

一手ごとの評価。悪手具合に応じて色がつく。
タップすれば盤面表示。
その最善手を表示させたり、その場面から打ち直す事も可能。

2.バックギャモン・ブック

15年ぶりに大幅改定された新版(左)と旧版
上述のように、AIは理論は教えてくれませんが、幸い良著がありますので、この本を併せて買えば基本的な理論は充分理解できると思います。
この本はバックギャモン初心者から中級者にとって必携と言って良いと思います。
ボードがあるなら実際に棋譜のとおりに並べながら読むと理解しやすいと思います。

3.ゲームボード

1人で始めるなら、当面はこれは無くても良いですw
というのも、スマホアプリとバックギャモンブックで結構出費してるはずですので。
アプリで対戦(AIでも対人オンライン・オフラインでも)できるし。

大会に出るとか、リアルで対戦したいとなるとやはりボードが欲しくなります。
その場合は、協会公認のボードが安心で宜しいかと思います。
実際に触れてみると、アプリでサポートされている「初期配置」や「出目通りに間違えずに動かす」等の基本的なスキルで案外ひっかかることに気付くと思います。

100均でも売っていますが、あれは買わない方が良いでしょう。
コマが直径5ミリほどと、あまりに小さすぎて疲れてしまい、ゲームどころではありません。
少なくとも、コマは小銭程度の大きさが無いと実用的ではありません。

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