カードの数字比べで獲得する点数を予想するゲーム。6人まで。
<内容物と準備>
カード
1~50のカードが1枚ずつ。
カードにはヤギのアイコンがいくつか描かれています。
得点ボード類
得点ボードと、得点を記録するヤギのコマ、だれがどの色かを示す丸チップ。
台形タイルは得点の予想に使います。
<遊び方>
各自にカードを8枚ずつ配って、親から順に1枚ずつオモテ向きに出していきます。
出してはいけないカードは無く、手札からどれでも1枚出せます。
全員1枚ずつ出したら判定。
その得点は、カードに描かれたヤギアイコンの数+最小カードの数字。
(扇形に手で持った時に利き手で見え方が変わるので、数字同様にヤギアイコンも左右両方に描かれているため、どちらか一方を数えます。)
ヤギアイコンが6枚合計で13個、最小は20のカードなので、合計33点が36のカードを出したプレイヤーに与えられ、その人が次の親となります。
こうして8回勝負を行って手札を全部出しきったらゲーム終了なのですが、実はゲームの前に、手札が配られた後、最終的に自分が何点取るかを予想します。
先ほどの何点、というのは予想の対象であって、最終的な勝敗には直接関係ないのです。
それが下の写真。
タイルのボードに接している辺が予想範囲と勝利点を示していて、例えば、赤のプレイヤーはゲーム終了時に合計で6~20点の範囲に収まっていればハート3つ(3勝利点)を獲得。黄色は、21~30点で4勝利点といった具合。
黒は61点以上なら5勝利点。
タイルと予想範囲の関係
・2勝利点の辺は4行分の幅(予想範囲20点)
・3勝利点の辺は3行分の幅(予想範囲15点)
・4勝利点の辺は2行分の幅(予想範囲10点)
・5勝利点の辺は0点または61点以上専用
外した場合のペナルティはありません。
また、タイルは重ねて置けないので、予想したい場所にタイルを置けない場合もあります。
8回勝負をプレイ人数分行い、最終的に勝利点が最も多い人の優勝。
<感想😁>
たのしい。予想が難しいんですけど、タイルを重ねれないから置きたいところに置けないってのが難しさに拍車をかけてる感じ。
ヤギアイコンの押し付け合いというか引き取りあいというか、各自の予想とにらめっこして、「あいつが取ってくれるはず」などと想像を巡らせながらカードを出すのにドキドキしますね。いやー楽しい。
逆転しにくいのはヤギ戦争と同じですね。気になるところはそれだけ。
到底不可能ってわけじゃないので、それが起こる時は超スゲーって盛り上がります。
<オマケ>
実は、姉妹ゲーム「ヤギ戦争 Ziegen Kriegen」とカード構成が全く同じです。
各カードに対するヤギアイコンの数も。絵柄は違うけど。
この「ヤギの愛」も「ヤギ戦争」同様、絶版となって久しいですが、ヤギの愛のがより入手しにくいのに違いは予想ボード周りだけですから、まあ、あんまりこういうこと言うのもアレですが…ヤギ戦争を持っているならゲフンゲフン
もとい、リメイクされる時があれば、1つで両方遊べるようにしてほしいと切に願います。