キレッキレの陣取りゲーム
<内容物と準備>
チップ
1~6のチップで、ダイスのように1と6、2と5、3と4が裏表になっています。
それぞれ8枚ずつ。これが4色(4人分)
四角いのは得点マーカーとスタートタイル
袋
袋が4枚。各自、自分のチップを全て自分の袋に入れます。
ボード
3~4人用の面。裏面は2人専用になってます。
角にスタートタイルを置き、袋からチップを1枚引いて好きな面を上にして、スタートタイルの上に重ねます。
<遊び方>
陣取りです。ボードにチップを置いていき、最終的にボードの明るいエリアごとに、チップの目の合計が多い人が得点します。
手番になったら、袋から1枚引いてボードに配置するわけですが、既にボード上にある自分のチップから、その目のマスだけ離れたところに置きます。
重ね置き
あと、置こうとするマスと起点となるチップの間は、何もチップが無いことが条件です。
先ほどの上の写真だと、紫2は右上の黄色1まで2マスですが、間に黄色3があるので、紫2を起点にして黄色1に重ねることはできません。これは自分のチップが間にあってもダメです。
ゲーム終了
エリアごとにチップの目を比べて、1位(達)と2位(達:ただし1位が単独)に得点が入ります。
<拡張>
「0/7」
このチップを起点にした場合は、0マスか7マス先に置きます。
0マスというのは、要するにチップを重ねるということです。
元の起点が潰される恐れがある時くらいかな使えるのは。
「ナナメ1/6」
このチップを起点にした場合は、縦横に1(または6)マス先ではなく、斜め先に置きます。
<感想😆>
見た目アブストラクトっぽいんですが、袋から引くので息詰まる感じはないです。
小さい目は進まない分、近くに次のチップを置きやすいし、大きい目はその逆。
チップも全員同じで見えているので、カウンティングも入ってきます。
こんな単純なルールなのに、袋引きのドキドキ感と、キレッキレの陣取りの駆け引きが楽しめる名作だと思います。小学生も高学年くらいから行けるんじゃないでしょうか。
直接攻撃の応酬なので苦手な人は苦手かもしれませんが。
拡張は味付け程度ですが、斜めのチップが結構な伏兵として活躍します。