2021年8月8日日曜日

カモノハシ Dziobaki


クニツィアのシンプルなタイル配置ゲーム


準備

ボード

通常面(左)と上級面(右)の両面仕様

各自、ボードを1枚ずつ持ちます。

形は同じだけど、枠に描かれた動物の配置がそれぞれのボードで違います。


タイル

オーストラリアの動物が描かれている

20枚セットのタイルが4組(4人分)あります。
どのセットも違うのはウラ面の色だけで、絵柄は共通です。
各自、1セットずつ受け取ります。

親を1人決めて、親は自分のタイルをウラ向きの山札にして、その他のプレイヤーはタイルをオモテ向きにしておきます。

2人プレイの例(手前が親)


遊び方

親は自分のウラ向きのタイルから1枚めくって公開し、子も自分のタイルから同じタイルを探します。

そして、全員、自分のボードにそのタイルを配置します。

1枚目を置いたところ

つまり、全員同じタイルを置くことになります。

タイルはボード上のどのマスに置いても良いし、回転させても構いません。

この繰り返しでボードのマスが全部タイルで埋まったら得点計算。


得点計算

川で区切られた島ごとに計算して足していきます。

動物が1種類の島は、その動物の匹数が得点。

動物が2種類以上いる島は0点。

ボードの枠に始めから描かれている動物も得点計算に含めます。

各島とその得点 合計14点

上級ルールとして、1種類の動物全てを1つの島に集めたらボーナス点というのもあります。(もちろん他の種類の動物が混じっていれば0点)

スコアボードも一応ある。使うほどじゃないけど。


<感想>

遊んだ感じは、同じクニツィア作の謎の地下世界 / 神秘の地下迷宮 Tajemnicze Podziemiaに似てますね。違うのは得点計算だけ。

というわけで面白さは同じだけど、あちらの方がもう少し得点回りがシンプルなので、サクッと遊ぶには、ルール説明もよりサクッと終わるあっちの方が良いのかな。

2種類の動物が混じった島は0点というのが、縄張り争い(共倒れ)を想起させるけど、動物たちを見ると互いに生態的な争いが無さそうな組み合わせで・・・テーマをギャングとかにした方が良かったんじゃないかなあ。