お皿から砂金ボールだけを残して他のボールを落とす。まわりは賭けをする。
♟2001 Kinderspiel Des Jahres 受賞作品
<内容物と準備>
大皿とボール
黄色が砂金、黒と灰色は石コロです。
個人セット
木のボウル、金属の小皿、賭けカードを各自に配ります。
賭けカードは色以外は全員同じで、「0」「1」「2」の3枚です。
先程の砂金を4粒ずつ受け取り、残りの砂金と石コロは黒い袋に入れます。
アライグマ
幸運のアライグマが1匹。誰かが持ちます。
ロープ
テーブルに広げます。
これはボールがテーブルから落ちるのを止めるためのもので、ルール的には意味はありません。
<遊び方>
手番になったら袋からボールを3個取り出します。
何を取ったかで展開が分かれます。
なお、灰色が含まれていたら、アライグマを貰えます。
砂金3つ
2個を自分が取り、残りの1個はアライグマのプレイヤーにあげて手番終了。
石3つ
3つとも石(黒でも灰色でも)だったら、そのまま手番終了。
砂金と石
石混じりの砂金が出たら砂金取りゲーム開始!
まず、今取ったボールを全部大皿に乗せます。
これからこの大皿を両手で持って上手に揺すり、石コロを落とします。
石コロを全部落としたら、残った砂金を全部貰うことができます。
と、その前に、他のプレイヤーは手番プレイヤーの砂金取りゲームの結果を予想した賭けをします。胴元は手番プレイヤーが引き受けます。
砂金がいくつ残るのか、賭けカードから1枚選んで伏せて出し、 掛け金をボウルに入れます。
掛け金は1個か2個です。0個はダメ。
全員が賭けたら、手番プレイヤーは砂金取りゲームに挑みます。
石コロを全部皿から落としたら、残った砂金は手番プレイヤーのものに。
賭けが外れたら手番の人が没収。当たった人には手番の人が2倍にして払います。
(右下が手番プレイヤー) |
ゲームの終わり
誰かの手持ちの砂金がなくなるか、袋の中のボールが3個未満になったら終了。砂金を一番持っている人の勝ち。
上級ルール
上級ルールでは掛け金の上限がなくなります。
また、胴元としての支払ができない場合、逆に掛け金を全部没収できます。
さらに権利書カードが登場。柄はどれも同じ。
これは何かというと、最初に1枚ずつ受け取り、手持ちの砂金が尽きてしまったら、お金持ちのプレイヤーから砂金4粒と交換して貰えるカード。借用書ですな。
当然、ゲーム終了時には砂金4粒として数えます。
<感想😄>
大皿のアクションに目が行きますが、このゲームのキモは賭けですね。予想通りに砂金を残してしまうと、賭けの支払いで逆に足が出る結果になります。
かといって裏読みして思い通りに残せるかというと、そこは大皿の扱い次第なのでw
予想ということで、娘には早いかなと思いましたが、そんなこともなかったです。
3枚のカードから出すだけですし、それも最初から砂金が1個しか無ければ0か1かの2択になるし。
賭け額も1個か2個なので、自信があれば2個、自信が無ければ1個と、子供には分かりやすいです。
というわけで、初めて娘と遊びましたが、倍近く差を付けられて負けましたw
(セカイモンで購入)