お姫様を助けるのは誰だの拡張ルールセットです。
基本ルールに若干の追加要素があります。
基本については過去記事がありますので、そちらで読んで下さい。
拡張だけでの製品化はされてなく、基本と拡張のセットで販売されています。
基本と拡張付きの比較。ただでさえデカい箱がさらにBIGに。 |
魔法使いの道
魔法使いの道は、箱が広がった部分の長方形に収まりました。
(形が変わっただけで、ここはルールの変更はありません。)
その下には拡張で使う追加のアイテムが入っています。
カエル・キノコ・追加のカギ
カエルもキノコも、カギを隠せるマスへ置いて使います。
ゲームの準備フェーズに変更があります。
1.勇者が好きな場所へキノコを2個置く。
2.魔法使いは、キノコ以外の場所へカギを1個隠す。
3.魔法使いは、さらに、任意の場所へカエルを置く。
キノコ
キノコのあるマスは通行止めです。勇者も魔法使いも通り抜けたり止まったり出来ません。
カエル
勇者がカエルを取ると(止まるか通り過ぎる)、カエルの魔法タイルを1枚貰えます。魔法使いがカエルのマスに止まったり通り過ぎても何も起きません。
カギ
予備を含めて3個になりました。2個目のカギはゲームの途中で使います。(後述)
カエルの魔法タイル
伏せて山札にします。カエルを捕った勇者は1枚タイルを受け取ります。
(取ったタイルは使うときまで魔法使いに見せない)
勇者はタイルに書かれた以下の魔法を1度だけ、任意のタイミングで使用できます。
・魔法使いは1回休み
・次のラウンド、魔法使いはカギを2個隠す
・魔法使いを好きな場所へ移動させる
・勇者はダイス目に4歩追加して歩ける。
・勇者はカギを取ったら、塔の鍵穴に2か所刺せる。
・勇者が触れたキノコを1個だけ取り除く。
<感想😄>
キノコは魔法使いのカギの隠し場所に影響し、カエルは勇者の行き先に影響します。準備段階の心理戦要素が増しました。
また、基本では魔法使いがフィールドに出てくるまでは、勇者はノーヒントでうろつくのみでしたが、その辺りの改善にもなっています。
そしてカエルの魔法。
割と使い勝手が良いのですが、使うためにはカエルを捕らなければならず、そしてカエルは魔法使いが置く以上、カギから遠い場所にある公算が高いというジレンマ。
その辺をヒントにしつつ、その裏をかかれたりと。
全体的に派手な展開になり、ボードも可愛いキノコとカエルが増えて、見た目にも一気に華やかになりました。
実質2人専用ゲームなことには変わりませんが、良い拡張です。
(セカイモンで購入)