2017年2月24日金曜日

アンゲーム 子供用 Ungame


アンゲームという名が付いてるだけあって、ゲームではない。

順番にカードをめくっては、そこに書かれた質問に答えるというのを繰り返すだけ。
質問カードは2種類に分けられているので、どちらかを選らんで使う。
各70枚の他、予備の白カードも多めに付いているので自分で質問を作っても良い。

何種類かバージョンが発売されているが、買ったのは子供向けです。

1番のカードはパッと気軽に答えられる系。

「大好きなテレビ番組をひとつ教えて下さい」など。

2番のカードは、感情や価値観の表明、議論を起こしかねない重たい系。

「うそをついてしまったことはありますか?それは、どんな時ですか?」など。

一応、黙秘権もあるので答えたくないカードが来たらパスするのも可。

キモは「他の人は聞くだけ。」ということ。
誰かが答えると、つい質問したり、それ違うんじゃない?とか言いたくなったりするけど、それはアンゲームでは禁止。
やっかいな議論に発展したり、からかわれたり、そんな心配をルールの縛りで無くすことで自由に考えを述べて欲しいという事だそうです。

でも話を一方的に聞くだけではつらいのも人情というわけで、『質問・コメントカード』が出たら、誰かに1つ質問するか、自由なテーマで(例えば前に他の人が答えた内容について)自分の考えを言うことができる。

質問・コメントカード。数えてないけど10枚に1枚くらい入ってる。

盛り上がるとかはなくて、本当にじっと話を聞き、全員が順番に話をするという、それだけのツール。😕
でも、おしゃべりな1人だけがずっと話してて後はほとんど相づち打ってるだけとか、話が横に行っちゃったりとか、ありがちな罠とは無縁になります。
会話はよくキャッチボールに例えられるけど、これは何というかキャッチャー座らせて投げる投球練習のような感じ。

アメリカのドラマやなんかでまれに見る、集団カウンセリングそのものですね。
あの輪になって座って、一人ずつ話をするやつ。
ああいうのアメリカ人は好きなんでしょう。

おしゃべり盛りの娘は気に入ったようです。
ただ、一通り遊んだら、同じ人とは遊ぶ意味があまりないですね。
同じ質問には同じ答えしか返らないので。
半年ほど期間を空けて遊べば、感じ方・考え方が少し変化してるんじゃないかな。
そういう遊び方が推奨されています。