・ピースをたくさん並べたら勝ちの陣取りゲーム
<内容物と準備>
ボードとピース
色んな形のピースが21個×4色。好きな色を取ります。
なお、プレイ人数にかかわらず、4色全部使います。
3人の場合は、1色をダミープレイヤーとして交替でプレイ。
2人の場合は、1人で2色ずつプレイします。
<遊び方>
4色それぞれ、ボードの角から置いていきます。手番が回ってきた最初の1個は、ボードの角が埋まるように置きます。
ボードの角を埋めるように置く。 |
ボードの角が空いているので、このような置き方はNG。 |
ピースを置く順番とかは無いので、角さえ埋まれば、好きなピースを置いて良し。
そして、次の手番以降は、「既に置かれている自分の色のピースと角同士で接するように置く」というのがルールです。
このように、角同士で接続していく |
逆に言うと、辺と辺がくっつくような置き方はできないということです。
このように辺同士で接するのはNG |
他の色のピースとは辺同士で接してもOK。
黄色のピースの角をつぶして置ける場所を減らす、赤の攻撃的なプレイ |
こうして順番に1個ずつ置いていき、手詰まりになるか全部置ききったプレイヤーから抜けていく。
全員抜けたらゲーム終了。
ゲーム終了時点の盤面。綺麗。 |
点数計算
余ったピースの面積が少ない方が勝ち。ピースを構成する四角1個につき1点。
赤:9点(四角5個のピース1個+四角4個のピース1個)
黄:25点(同様に5P×2+4P×3+3P×1)
緑:28点(5P×4+4P×2)
青:19点(5P×3+4P×1)
|
0点すなわち全部置ききったプレイヤーが複数いる場合、最小の四角1個のピースを最後に使った方が勝ち。
(どちらも最後に四角1個のピース以外を使ってれば引き分け)
<感想😌>
これ以上無いって位シンプルなルールで5歳児でも余裕で遊べます。それでいて大人も真剣に遊べる奥深い面白さがあります。
オセロや将棋、バックギャモンのような古典に通じる風格さえあります。
惜しいのが実質4人専用で、娘と2人で2色ずつ受け持つとちょっと大変なところ。
2人用もあるのだが、絶版なのか入手が難しい。パチモンならあるけど。
まあ、ボードが狭くなっただけで使うピースもルールも殆ど同じなのでこれで遊べば良いのだが。
それともう一つ惜しいところがある。
箱だ。
このように横から開ける方式。
一見、箱とほぼ同サイズであるボードの出し入れがしやすいようだが・・・
箱の表から見える飾りが箱内部を圧迫していて、これが収納時にメチャクチャ引っかかり、イライラすることこの上ない。
ほんの数ミリ、箱の厚みを増してくれるだけで解決するのに。
とあるゲーム会で一般的なドイツゲーム箱のように、上蓋と下蓋が分かれた構造となっているバージョンを見かけたので、もし選べるならそちらを買うのが良いと思う。
重箱の隅をつつくようだが、ゲームそのものはとても面白く、親子で遊ぶのにも丁度良いと思う。