2016年4月7日木曜日

ヘックメック Heck Meck

ヘックメック Heck Meck

・ダイスの合計でタイルを取る。たくさん取ったら勝ち。
・8歳以上
・2人~
・必要スペース コーヒーテーブル

<内容物>

・四角いタイル
 21~36までの16枚。描かれている虫の数が得点。
 麻雀パイのような質感。ひんやり。
・ダイス
 1~5は普通の目で、6の目の代わりに虫の絵
 同じものが8個。木製。


<遊び方>

8つのダイスを振り、その目の合計値と同じタイルを取ることができます。
なお、ダイスには「6の目」の代わりに「虫の目」があり、それは「5」として数えます。
場のタイルがなくなればゲーム終了、取ったタイルに描かれている虫の数が多い人が勝ちとなります。もちろん、数字が大きいタイルほど取りにくく、虫の数も多くなっています。

で、そのダイスですが、最初は8つ全部を一度に振りますが、その合計値でそのままタイルをとるわけではありません。

流れで説明。8個振って「2の目2つ」「3の目1つ」「4の目1つ」「5の目1つ」「虫の目3つ」が出ました。

ヘックメック Heck Meck ダイス8個振る

虫の目は5として数えるので、合計は2×2+3×1+4×1+5×1+5×3=31ですが、これをそのまま使って「31」のタイルを取ることはできません。
出た目のうち、1種類だけを確保して、残りは振り直しとなります。

どれを選んでも良いのですが、ここでは「虫の目3つ」を確保します。
これで目の合計は5×3=15となります。
選んだ目は全部取ります。虫の目が3個あるなら、1個だけとかは駄目で、必ず3個セットで確保しなければなりません。

「虫の目3つ」を脇にどけて、残ったダイス5個を再度振り直します。

ヘックメック Heck Meck 残りのダイスを振る

ここは「4の目2つ(=8)」を確保。
先ほどの確保した目の合計15と合わせて23です。

ここでダイスを振るのをやめて「23のタイル」をとってもいいし、高得点を目指して残り3個のダイスを振っても構いません。

(なお、誰かが先に23のタイルを取っていて場に無い場合は、次に小さいタイル(22のタイル)を取ることになります。)

さて、「だったらダイスが残っている限り振れば良いじゃないか」と思うのは早計。
同じ目は1度切りしか確保できません
すなわち、振った目が、既に確保した目と全部かぶった場合はアウト。

ヘックメック Heck Meck アウト

例えばこのような場合はアウト。確保できる目がありません。
アウトになると、手持ちのタイルを1つ場に返すことに

ヘックメック Heck Meck タイル減る

さらに、アウトの度に、場にある最大のタイルは裏返してゲームから除外されます。取れるタイルが減っていく・・・

ほかにも、「虫」の目を確保できなかった場合もアウト
場にある一番小さいタイルよりもダイス合計が小さくてタイルをとれない場合もアウト

また、タイルは取った順に重ねて置きますが、ダイスの合計値が他のプレイヤーの一番上のタイルと一致した場合、横取りすることができます。

ヘックメック Heck Meck 横取り

目の合計22で横取りの図。

こうして場のタイルが全て無くなるか裏返しになればゲーム終了。
持っているタイルに描かれた虫が多い方が勝ち。


<感想😏>

サイコロ振るのってドキドキしますね。たくさんのダイスをいっぺんに振るのも楽しいです。
虫の目を確保しないとアウトになるので、早めに確保したいけど、虫の目は5で数えるので、なるべく多く出た時に確保したい、だけど後になればなるほどダイスは減っていくわけで、その辺の悩みが楽しいです。

対象年齢8歳以上なだけあって、足し算も禄にできない4歳の娘ではサポートが必要です。
目の選択はまだ難しいようなので代わりにやってあげてますが、勘所には本人に説明。
「今、サイコロは27で、このままなら虫2つの27のタイルが取れるし、この1個残ったサイコロ振って5か2なら虫3つの29が取れるよ。でもそれ以外だったら持ってる33のタイルを戻す。」と状況を説明してあげれば、自分で判断できます。

つまり4歳でもゲームのオイシイ所はしっかり味わえるという訳。

そして結果は・・・

ヘックメック Heck Meck 決着

娘:13点、自分2点で大敗でしたw

ほとんど安全に進めた娘と、序盤にリードされて焦ってリスキーな手を繰り返しては裏目が出続けた自分との差が如実に表れてます。

ゲーム序盤はさくさくタイルが取れますが、後半になるにつれて、取りやすい低い数字のタイルがなくなってきてアウトの連続
だから序盤にリードされても焦らなければ充分に逆転のチャンスがあったのですがねえ。