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2021年2月12日金曜日

コロナ Corona

 


アレックス・ランドルフ作

同氏作「ハイパーロボット」のように、提示された状況から導かれる”正解”を早く言った人が勝ちなゲーム。

タイトル名は世界中で猛威を振るう感染症…ではなく、太陽のコロナがモチーフ


内容物と準備

ボードとコマ

6個のコマと、コマを差し入れることができる鉄コマ6個。
鉄コマをマスへ適当に配置します。


ダイス


コマと同じ6色のダイス。代表者が振ります。


遊び方

ダイスを振ったら、同じアレックス・アンドルフ作「ハイパーロボット」のように、全員同時に”正解”を探しはじめて、最初にそれを言った人が勝ちです。
「ハイパーロボット」における”正解”は最小手数ですが、「コロナ」における”正解”は最大点数のことです。

なので、各自が思いついた答えをどんどん言っていきます。
「8点!」
「9点!」
「やっぱ11点!」
「13点だ!」
「いや14点ある!14点!」
「・・・ああ~ある。」
「・・・」
「じゃ、14点でいい?」
「OK」
…とまあ、こんな感じで宣言される点数がセリ上がっていって、最後に宣言されたのが14点なら、その14点を宣言した人が、その正しさを証明するわけです。

そもそも点数って何?というのは、その答え合わせをしているところを見せて説明する方がよいでしょう。
正解を言ったプレイヤーは、まず、コマを鉄コマにはめ込みます。
どの鉄コマに何色をはめ込むかはプレイヤーの裁量であり、はめ込み方で点数が変わります。当然、各コマは、それと同じ色のダイスの目と対応しています。


で、任意の順番で、対応する目に従って鉄コマを時計回りに動かします。
もちろん、動かす順番も点数に影響します。

左下にあった黒のコマを黒ダイスに従って6マス動かした。

で、止まったマスにあるコマの数が点数になります。
写真の例だと、黒コマが止まったマスには黒コマ自身を入れて3個ありますので、この時点で3点が入ります。で、動き終わった黒コマは、それとわかるように鉄コマから外します。
残りのコマも同様に動かしていきます。

黄コマを黄ダイスに従い5歩進めて2点。
これで累計5点。



緑コマを緑ダイスに従い4歩進めて3点。
累計8点。

赤コマを赤ダイスに従い4歩進めて4点。
累計12点。

青コマを青ダイスに従い1歩進めて1点。
累計13点。

白コマを白ダイスに従い5歩進めて1点。
累計14点。

…というわけで、自分で宣言した「14点」を正しく証明できたので、このラウンドはその人の勝ちです。
勝ったらチップをもらいます。
これを繰り返して、チップが一番多い人の優勝。